おうち育児を楽しむ本宮あゆです。
・離乳食の食べが悪いからBLWが気になる!
・BLW離乳食のメリットとデメリットを知りたい。
というママの口コミも多いので、実際に調べてみた内容をお話ししています。
- BLW離乳食のメリット
- BLW離乳食のデメリット
- BLW離乳食の注意点
上記、3点について実際に調べた実体験を解説します!
上の子の離乳食作りが本当に苦労して、ノイローゼ気味になったので途中からはじめてみたBLW。
独学で書籍やネットの情報を頼りに進めてきましたが、わが家は、2人の子どもで実践しています。
なかなか珍しい食べさせ方のため、知らない人も多く賛否両論ある食事方法ですが
子供の食べ方を日々見ていると、今しかできない貴重な食べさせ方ですし、
将来にも繋がる食べさせ方だと思っています。
何より、子供自身が本当に楽しそうに食事をしているので、
「やってみて良かった!」というのが正直な感想!
試行錯誤しながらも、進めてきたメリットとデメリットを1つひとつ解説します!
BLWとは?
イギリス発の赤ちゃん主導の離乳食です。
Baby-Led Weaning(BLW)赤ちゃんが食べる量・ペース・順番を自分自身で決めていく離乳方法です。
BLWと離乳食の違い
一般的な離乳食は、大人がスプーンで食べさせます。
しかし、BLWは、赤ちゃんが手づかみで食べ物を自分で選んで、自分のペースで食べます。
最近の一般的な離乳食 | BLW | |
食べさせ方 | 大人がスプーンで与える | 自分の手で食べる |
赤ちゃんの食べ方 | 口を開けて食べる | 手に持って、見て食べる |
★食べる環境 | 家族で食べる | 家族で食卓を囲み食べる |
形状 | ペーストから開始 | 固形から開始 |
★作り方 | ・離乳食を個別で作る
・作り置きをする |
・蒸野菜
・大人の取り分け |
上記★印の食べさせる環境や作り方も大きな違いではないでしょうか?
離乳食を赤ちゃんのためだけに作ったり、
一緒に食事を楽しむのではなく、食べさせることが中心になっていたり、
赤ちゃんだけが食べて大人は後で食べるということも多いのではないでしょうか?
BLW離乳食のメリットとデメリット
BLW離乳食のメリット
離乳食を作らない
- 赤ちゃんと一緒に食卓を囲み食べれる
- 手先や指先の使い方が上手
- よく噛んでいる
- 五感が刺激される
- 自分で選ぶ力が身に付く
離乳食を作らない
離乳食を作る労力とその時間を作ることは、本当に大変です。
実際に上の子は、最初一般的な離乳食で進めてきたので大変さがよくわかります。
手づかみ食べできるような大きさに切って、蒸したりゆでたり、野菜によっては生で!
本当に手間がなくて、忙しいママこそおすすめしたい時短術です。
赤ちゃんと一緒に食卓を囲み食べれる
上の子の離乳食時期も一緒に食卓を囲んでいましたが、
離乳食をスプーンで与えながら自分の食事をするのは本当に忙しいんですよね!
BLWだと、赤ちゃんが自分で選んで自分の手で食べてくれるのでとても楽に心地よく食事ができます。
赤ちゃん自身もちゃんと家族の一員として食卓に居れるので、とっても嬉しそうです♪
手先や指先の使い方が上手
上の子の時も離乳食時期に、手づかみ食べをさせていたからか指先が器用です!
下の子も現在、10カ月でBLWは3か月目くらいですが指先の使い方が上手になっていて
器用に小さいものをつまんで口に入れています。
よく噛んでいる
ペーストやみじん切りのものをあまり出さず固形のものがほとんどなので、よく噛んで食べています。
もちろん、まだ慣れていないのでオエっとオエっとしてしまうこともありますが、
咽頭反射で食べ物がのどに詰まるのを防ぎ、しっかり自分でコントロールしているのが見ていてわかります。
赤ちゃん自身が自分で学んでいるようです!
五感が刺激される
目の前にある食べ物を見て(視覚)・家族の声を聞いて(聴覚)・触って(感触)・匂いをかいで(嗅覚)・味を確かめる(味覚)。
毎食食事するだけで、ちゃんと刺激されます!
自分で選ぶ力が付く
目の前にある食べ物を食べる順番やペース、お茶を飲むこと、終わりのタイミング
全てにおいて自分で決められるのもBLWの良さ!
自分で判断し、行動していくことで自尊心を育みます。
BLW離乳食のデメリット
- 後片付け
- 相談できる人が周りにいない
- 理解を得られにくい
後片付け
正直なところ、かなり散らかります!
しかも、ぐちゃぐちゃになるので中には、耐えられない人もいるかもしれません。
最初から「ぐちゃぐちゃになるもの!」という認識で始めると抵抗もなく、
むしろ、見ていて面白くなるくらいです。
顔中米粒だらけになることもありますが、気が付くとどんどん上手になって食べこぼしが減ってきます。
- つかみ食べの時期は、この年齢でこの時期しかありません。
- 思う存分させてあげるのも子供にとって貴重な経験になる。
相談できる人が周りにいない
まだ日本では、実践している人が少ないBLW。
まわりの人は、存在すら知らない人も多く、本やネットの情報を頼りに独自のやり方になってしまいます。
疑問や不安に思うことがあっても「これでいいの?」と、すぐ聞けないのがデメリットです。
理解を得られにくい
日本で知っている人が少なく、両家の実家からの理解も得にくい点です。
祖父母世代から不安がられて「見てられない」など意見が合わないことも多く
預けたときなど、普通の離乳食になってしまいます。
BLW離乳食の注意点
- アレルギーへの対応
- 窒息の危険性への対応
- 栄養面の心配
- 片付けへのストレス
アレルギーへの対応
アレルギー物質がある食材を最初からたくさんの量を食べさせるのはおすすめしません。
わたし自身、アレルギー体質ということもあり、子供に食べさせるはじめての食材はかなり慎重です。
アレルギーの可能性のあるものに関しては、少量から始めて様子を見ながら進めています。
窒息の危険性への対応
丸のみしないのかハラハラすることもあります。
意外と、口に入れているように見えて、なめて確かめていたり口の中に入れるのは、少量だったりします。
一般定期な離乳食も同様ですが、目を離さないようにすることと
窒息の対応は頭の中にいれておく必要があります。
栄養面の心配
食べる食材を自分で選んで食べるので栄養の偏りも心配ですよね!
鉄分や亜鉛などの栄養成分が不足しているという研究結果もでているので、
栄養に偏りがでないように、粉ミルクを継続したり、栄養満点すぎるおやきを作って
定期的に食べさせています!
片付けへのストレス
毎食片付けるので、ストレスに感じてしまうママも多いのではないでしょうか?
片付けが極力減らせるような便利グッズもあるので、取り入れながら
ママのストレスを軽減させながら取り組むと良いのではないでしょうか。
まとめ
- 子供が食べる姿が毎日変化している
- 今しかできない体験や思い出作りにもなる
- 子供が「食べたい」と意欲的に食べる姿に感動する
- 毎食食べ方や選び方の変化が面白い!
そんな姿を間近で見ていると、完ぺきではないけどBLWにして良かったと思っています♪