おうち育児を楽しむ本宮あゆです。
・上の子が下の子を叩いて困っている・・・。
・子供が叩くときって、どうしたらいいの?
というママの口コミも多いので、実際の経験をもとにお話します。
- 上の子が叩く理由が知りたい!
- 上の子が叩く時の対応を知りたい!
- 上の子への対応で気を付けていることは?
上記、3点について解説します。
2歳差育児で直面するのが上の子の問題。
今までは、1対1でたっぷり自分だけを見てもらえていた上の子にとって、ママを独り占めできないストレスはかなり大きなもの。
最初は、上の子も下の子となんとなく関わっていた関係が、慣れてきたのか、下の子へのいたずらをするようになり、上に乗ったり、叩いたり・・・。
下の子だけではなく親を叩くようなことも増えてきました。
最初は、「叩いたら痛いからやめて!」「自分が嫌なことはしない!」と、注意して怒っていましたが、上の子は、下の子にママを取られて寂しいし、不安で仕方なくて、
「ママ見て!」という心の状態を感じました。
上の子を心の状態を無視できないし、このまま怒っていても結局、悪循環。
この先、嫉妬や妬みから上の子が自分自身を 肯定できなくなるのではないかと考え、わたし自身の対応を改めることにしました!
本当に些細な事でしたが、対応してみて良かったことも多いので、よかったら参考にしてみてください!
【2歳差育児】上の子が叩くとき
わが家の場合、下の子と親に対して「叩く」という行動がありました。
どちらを叩く場合も理由は違うので、それぞれ理由を検証してみました!
よく、叩かれた経験のある子が叩くと言いますが、わたしも夫も叩いたことはありません。ただ、上の子が叩いたときの対応が間違っていたのかもしれません。
上の子が下の子を叩く理由
叩く前にいたずらをしていることが多く、笑いながらしているので、
上の子にとっては、遊びの1つにすぎないのだと思います。
また、特別お気に入りのぬいぐるみがあり、それを少しでも触ると酷く不安がることがあったので、下の子には、触らせないように配慮しています。
上の子が親を叩く理由
下の子のお世話を始めたり、自分の要求が通らないときに叩くようになりました。
怒ったり、一方的に注意すると上の子の中で、嫌なことをすると注目してもらえる、自分を見てもらえるという気持ちがあるようです。この感覚は、正直あまり良くない感覚です。
そういうときには、冷静に淡々と対応しています。
【2歳差育児】上の子が叩くときの対応
上の子の「叩く」という行動には、理由があります。
子供の心の問題が大きいと思います。まだ言葉がはっきり言えない分、「叩く」のですが、大人にとっては困った行動ですよね。
最初は、わたし自身イライラしたり、「なんで?!」「どうして叩くの?」と、思いましたが、やっぱり子供だから素直な行動でしかアピールできないのです!
もちろん理由はあるものの、「叩く」のは、いけないことです。
行動をやめさせるために心掛けている行動5つを紹介します!
- とにかく共感する
- 上の子と2人の時間つくり
- 予告が大事
- きょうだい触れ合う機会をたくさん作る
- 抱っこ・膝に座らせる・抱きしめる
①とにかく共感する
上の子が叩いてしまったとき、「○○したかったの?」「○○して嫌だったのかな!」と、とにかく上の子の気持ちに共感するようにしています。
叩く行動には、少なからず理由はあるはずです。
すごく些細なことかもしれませんが見つけるようにしています。
共感した上で、相手の気持ちを考えられるように「痛くてすごく嫌な気持ちがした!」と、伝えています。
子供の話を肯定的に聞き入れ、受け止めることが大切だと考えています。
「○○したかったんだよね!」「○○だったね!」など、子供が言いたいことを聞いてあげることが前提です。
②上の子と2人の時間つくり
やっぱり、上の子にとってママは特別な存在です。
今まで独り占めできていて、自分のことだけ見ていてくれたのに、下の子が生まれてからそんなことがなくなってしまいます。
普段の生活の中で、下の子が寝ているときや下の子が夢中になって遊んでいるときは、
2人で遊んだり、パパがお休みの日は、時々2人で出かけたりしています。
普段は、おやつを作りや粘土遊び、膝に座らせて絵本の読み聞かせなど、じっくり関わったり遊べるもので2人の時間を作っています。
③予告やフォローが大事
生活の中で見通しを持てるように、下の子のお世話しているときは、なるべく「おむつ替え終わったら一緒に○○して遊ぼうね!」など、伝えています。
上の子にとって”待つ”ことを学べる機会だと考えています。
待たせたあとは、「待っててくれて、ありがとう!」と伝えています。
泣いて、グズっていても同じように伝えます。
少しずつ待ったり、気持ちをコントロールできるようになってきました♪
④きょうだい触れ合う機会をたくさん作る
下の子は、上の子が大好きで、上の子を目で追っていたり、上の子の行動をみてすごく喜びます。
そんなときは、「○○は○○が大好きなんだね、笑ってるよ!」と、上の子にその都度伝えて、意識させています。
また、一緒に遊べるよう親が中に入って、遊んでいます。
2人にできる遊びを取り入れています!
こちょこちょ遊びやバスごっこ、おままごとなど、一緒に遊べるものでみんなで遊ぶよにしています!
⑤抱っこ・膝に座らせる・抱きしめる
まだまだ、ママやパパにたっぷり甘えたい上の子。
「ママは○○が大好きだよ!」と、毎日伝えるようにしています。
他にも普段も定期的に、膝に座らせたり、抱っこしたり、抱きしめたりしています。
それだけで、安心したような表情をしていたり、泣いたりグズったりしても気持ちが落ち着くようで、ケロッとした笑顔になることが多いです。
寝る前にぎゅっと抱きしめて、
「今日もありがとう、楽しかったね!明日もたくさん遊ぼうね!」
「大好きだよ!」など、1日の終わりに声をかけてあげるのも効果的です!
安心したような表情でぐっすり寝てくれます!
気を付けていること
「叩く」ときには、冷静に淡々と対応することがおすすめです。
大きく反応しすぎてしまうと「自分を見てもらえる」と学び、さらに激しくなることも考えられます。なので、感情的に叱ってしまうと、逆効果になることもあります。
「叩く」行動そのものが、まだ小さな子供にとっては、アピールでしかありません。
「叩く」方法でしかまだ表現できないのです。
上の子の行動にイライラしてしまうこともありましたが、上の子が成長できるチャンス!
自分の感情をコントロールすることを学ぶ時期だと考えています。
まとめ
子供の行動には、意味があるし、SOSのサインの場合も多いです。
大人目線で見ると困った行動でしかありませんが、子供目線で見たときにどうか?ということを考えて見ていきたいなと、常々思っています。