\ 始める前に知っておきたかったリアルな話 /
「在宅ワークって、スキルがなくても始められるんですよね?」
私も、そう信じていました。実際、やる気さえあれば始められる案件はたくさんあります。
でも、いざやってみると…
想像以上に“時間がかかる・進まない・落ち込む”の連続。
今回は、私が在宅ワークを始めてから「これはもっと早く知っておきたかった…!」と痛感した、本当に必要だったスキル5つを、リアルにご紹介します。

① タイピングが遅すぎた
在宅ワークって、もっと自由で気楽にできるものだと思っていました。
でも実際に始めてみると、とにかく「文字を打つ作業」が多い!
チャットでのやり取り、資料の作成、記事の執筆…。
どれもこれも、キーボードを使う場面ばかり。
私はというと、ブラインドタッチなんて夢のまた夢。
人差し指でポチポチ打っていたら、
「納期ギリギリ→焦る→ミスる→落ち込む」の繰り返しでした。
「タイピングって、こんなに大事だったの⁉︎」
在宅ワークを始めて初めて気づいた、超基本スキルの重要性でした。
仕事が終わらない・・・!
在宅ワークでは、基本的に「文字入力」が多いです。
そのため、ポチポチ打っていては、終わりません。
しかし、始めた当初、人差し指でポチポチ入力していたんです。
その結果、納期ギリギリ or オーバー → 焦る → ミスる → 落ち込む…
という負のスパイラルに。
対策案:タイピング練習サイトを使って、毎日10分だけ練習。
1週間続けるだけでも、かなりの時短になります。
そのため、タイピングは“地味だけど最強の時短スキル”です!
② パソコン操作に不慣れすぎた
在宅ワークって、パソコンがちょっと使えればどうにかなると思っていませんか?
…私も実はそう思っていました。
でも実際に始めてみると、「え、それどうやるの?」の連続。
コピー&ペーストすらスムーズにできない自分に驚きました。(笑)
通常の3〜5倍は、時間がかかる…
- 「ショートカットキーってなに?」
- 「Googleドキュメントの共有ってどうやるの?」
- 「画面を2分割にしたいけどやり方がわからない…」
ひとつ作業するたびに手が止まり、調べて、また止まり…。
そのたびに時間はどんどん過ぎていき、10分で終わるはずの作業が1時間コースなんてことも。
結論として「パソコンに詳しくない」は、在宅ワークでは思った以上に大きな壁でした。
対策案:自分専用の“PCマニュアルメモ”を作成。
一度調べたことはすぐメモ!
未来の自分が助かる最強のノートになります。

③ ライティング&SEOの知識がゼロ
最初は何度書き直しても「納品OK」がもらえず、自信もガタ落ち。
「読まれる文章」「伝わる文章」にはルールがあることを、ようやく理解しはじめたのは、何度もつまずいたあとでした。
書けない、通らない
「文章を書くのは好きだし、なんとかなるかも♪」
そんな気持ちで始めたのに、
“誰のために書いているかわからない文章”ばかり書いてしまい、通らないことも…。
SEO?構成?キーワード?…よくわかりませんでした。
対策案:noteやブログで自分の発信をしながら、少しずつ学習。
実践しながら学ぶことで、理解も深まるし、スキルも伸びます。
無料で読める良質な記事も多いので、学びの場に最適です。
④ Slack・Chatwork・Discord…
Slack、Chatwork、Discord、Notion、Googleドライブ…。
聞いたことはあるけど、使ったことはない。
正直、使う機会もありませんでした。
インストール → 初期設定 → 通知設定 → 返信方法の確認…
すべてが初めてで、連絡を返すだけで30分以上かかった日もありました。
ツールを使いこなせないことで、作業の進行も気持ちもぐったり。
「知らない」というだけで、こんなに焦るなんて…と痛感しました。
ツールの使い方がわからない!
「じゃあSlackでやり取りお願いします!」
とクライアントに言われて、
「え、なにそれ?LINEじゃだめなんですか?」と本気で思いました。
ツールの登録・設定・通知の確認…すべてに手間取り、返信が遅れて焦ることも多々。
在宅ワークの世界では、連絡手段もファイルの共有も、仕事用のチャットツールが当たり前。
対策案:YouTubeで「○○ 使い方 初心者」と検索。
まずは、画面付きの解説動画でサクッと理解できます!
“調べる力”も在宅ワークには欠かせないスキルです。
⑤ 時間管理と家庭との両立
家にいるからこそできると思っていた“余裕のある働き方”は、
むしろ「常に時間に追われる働き方」に変わってしまったんです。
「在宅=自由な時間」だと思っていたけど、
本当に必要だったのは、“自分で時間を管理する力”でした。
思ったよりずっと難しい!
「家で働けるなら、時間に余裕あるでしょ?」
そう思っていた昔の私に言いたい。
甘かった!!!!
- 子どもがすぐに寝ない
- 喧嘩が勃発
- ぐずぐずタイムが順番に・・・
- 夕方のバタバタタイムに限って納品依頼
- 突然の発熱で1日何もできない
「時間が自由=うまくやれる」と思いがちですが、逆に管理が難しいのが現実でした。
対策案:Googleカレンダーや紙の手帳で「家庭×仕事」の予定を見える化。
「子どもが寝ている時間といない時間=作業タイム」と、
明確に区切るのがコツです。

まとめ|「できなかった」が「できるようになった」に変わる日
最初は何もできませんでした。
パソコンも苦手、ツールもわからない、自信もゼロ。
でも、今ならはっきり言えます。
「やってみたから、必要なことに気づけた」
「行動したから、少しずつ“できる”が増えた」
あの頃の“できなかった自分”も、今の私をつくってくれた大切な存在です。
最後に|スキルがなくても、やる気があれば始められる!
「スキルがないからムリ…」
そう思っているあなたへ。
大丈夫。スキルは“やりながら”身につきます。
できない自分を責めなくていいんです。
“始めようとしている”その気持ち自体が、何よりすごい。
小さな一歩でも、未来を大きく変えてくれます🌱